たいせつなきみ

「あなたがたは、どう思いますか。
もし誰かが、100匹の羊を持っていて、
そのうちの一匹が迷い出たとしたら、
その人は、99匹を山に残して、
迷った一匹を探しに出かけないでしょうか。」

「そして、もしいたとなれば、
まことにあなたがたに告げます。
その人は迷わなかった99匹の羊以上に、
この一匹を喜ぶのです。」

マタイ18章、12,13節

私はこの聖句を読むたびに、”あっ!!迷っていたのは私!!主は私を見つけたことを喜んでくださって、大切に愛してくださっているのだ!!”
このみことばについて書こうと思っていた時の、まさにそのタイミングが、娘がネットで見つけて取り寄せた本「きみのかわりは、どこにもいない」(メロディー・カールソン著 スティーブ・ビョークマン絵)

娘はノンクリスチャンなのでこの聖句など知らないし、ただ、4か月前に亡くなった自分の命より大切な猫、ロシアンブルーのルシアのことを想って取り寄せた。内容は子供向けに、又、大人でもわかるように、間接的に書いてあるけれど…。
でも本の最後には、きちんとマタイの箇所とみことばが書いてあって、息をのんだ!
そして「いのちのことば社 Forest Books発行!」

そして娘がルシアを想ってもう一冊取り寄せた本が、やはり「いのちのことば社」発行の「たいせつなきみ」(マックス・ルケード著 セルジオ・マルティネス絵)この本は、18年前に私が娘に贈った本だったが、数度の引っ越しで何処かにまぎれてしまったらしい。

以下「たいせつなきみ」より引用。

ウィミックスと呼ばれる木の小人たちは、毎日同じことをしていた。他の小人に、金の星シールか、灰色のだめじるし。なめらかな木でできていて、絵の具もきれいに塗られた小人はいつも星がもらえた。才能ある小人もそうだ。でもあんまりいろいろなことが出来ない小人や絵の具がはげている小人たちには、みにくい灰色のだめシールが貼られてしまった。パンチネロは、そんな小人の一人だった。
彫刻家のエリは、(つまり造り主、神様の存在を示しているのだと私はすぐに思った!)パンチネロに、彼がどんなに大切な存在か、他のウィミックスたちが、彼をどんなにけなそうとも…。そのことを悟らせようとした。
そんなパンチネロが、だめじるしだらけで歩いていると、ウィミックスらしくないウィミックスに出逢う。
お星さまも、だめじるしも、つけていない。
名前を、ルシアと言った。(ここから私は18年前娘の猫にルシアと名付けた)
ルシアにも、みんながシールをつけようとしても、くっつかなかった。だめじるしが一つも無いなんてすごいねー!パンチネロは駆け寄ってルシアをほめてお星さまをくっつけようとしたけど、つかなかった!ぼくもそんな風になりたいなー。そしてルシアに聞いた。”それなら、簡単。毎日、エリに会いに行くのよ。丘のてっぺんにいるエリのところに行って、自分で確かめたら。”ぼくなんかに会ってくれるかなー”と思ったけれど、会いに行く決心をした。
でもパンチネロはエリの仕事場に入るのをためらい帰ろうとしたとき、「パンチネロ?」ひくい大きな声で呼ばれた。「パンチネロ、会いに来てくれたんだね!」”ぼくの名前を知ってるの?”ウィミックスがそう聞くと、「もちろん知っている。わたしがお前を造ったんだからね!だめシールをたくさんつけられたね。」パンチネロは、”ぼくは一生懸命やったんだよ!”エリは、「ああ、何もかもわかっているよ。いとしい子。みんなが、おまえをどう思うかなんて大したことじゃないんだ、パンチネロ。問題は、このわたしが、どう思っているかということだよ。そしてわたしは、おまえのことをとてもたいせつに思っている。お前はわたしのものだからね。」パンチネロは、今まで誰からも、こんなふうに言われたことはなかったのに、自分の作り主からこんなふうに言われて嬉しくて言葉もなかった。
エリ「毎日おまえが、ここへ来てくれることを願って、待っていたんだよ。」
パンチネロ「シールを一つもつけていない小人に会って、それで来たの。」
エリ「ああ知ってるとも。おまえの話をしてくれた。」
パンチネロは「どうしてあの子にはシールがつかないの?」
エリ「それはね、わたしの思うことのほうが、もっと大事だと、あの子が決めたからなんだ。この手で造ったおまえは大切で、愛しい」
帰り道、心の中でエリの言葉を想い、「あれは本当だぞ!」そう思った時、だめじるしが、地面に落ちた。

本の最後に、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしは あなたを愛している」(イザヤ書43章4節)

このみことばが書いてあった。
著者のマックス・ルケード氏は牧師だそうである。
この本は、主が、「わたしは、みんなをことごとく純良種のぶどうに造ったのに…」悪い品種になってしまった人間を嘆いておられる主の、このみことばを想った。

娘が猫のルシアの死を通して、この二冊の本を選ぶことを思いついたのは、私を通して聖霊の働きがあったことを信じる。娘に、「エリっていうのは神様のことだよ」そう言ったら、うなづいてくれたのも嬉しい。

あー!総てが素晴らしく、感謝である。

受難日(Good Friday)に
眞理

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